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高血圧とは
私達の身体に常に流れているもの、それが血液です。この血液は、血管の中を通って全身を巡っていますがベルトコンベアが運ぶように流れているのではなく心臓や血管が伸縮しポンプのような状態を作り出すことによって流れているのです。
この血液が全身に送り出されるときに血管にかかる圧力が血圧です。血圧は血液が流れているのであれば誰しもにあるものですが、この数値が慢性的に高い状態になっていると非常に危険。これを一般的に「高血圧」と呼んでいるのです。
高血圧の定義
日々、私達の血圧はちょっとしたことで変化します。例えば運動をしたり、寒さを感じたりすることで簡単に変化するのです。こうした原因によって一時的に血圧が上昇しているだけであれば高血圧と呼ぶことはありません。
高血圧は安静にしている状態で測ったときの血圧が常に正常値よりも高い数値を示し続けることをいいます。常に血圧が高い状態になると血管に負担をかけ続けることになり、血管の内側の壁が傷ついてしまったり、本来ならば持っているはずの柔軟さを失って、病気にかかりやすい状態になってしまうのです。
もしも高血圧を放置してしまうと…?
では、高血圧を放置してしまうとリスクが高くなる病気について説明していきましょう。
脳卒中
高血圧によって最もリスクが高くなるのがこの脳卒中です。脳血管障害とも呼ばれ、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血といった種類に分けられる脳血管に関する病気です。
最高血圧が10mmgHg上昇することで男性で約20%、女性で約15%リスクが高くなると言われ、脳に起こるものであるため、一命を取り留めたとしても、言語や運動機能に障害が残る可能性が高くなってしまうのです。
心疾患
高血圧は心臓にも負担をかけることになります。そのため、心疾患のリスクも高くなってしまい、心筋梗塞や狭心症といった病気を引き起こします。心臓は人が生きるために最も重要な臓器でもあります。ここに負担をかけてしまうのは避けたいですね。
慢性腎臓病
高血圧になると血液中のナトリウムの排泄もうまくいかなくなってしまい、腎臓にも大きな負担をかけることになります。排泄がうまくいかないのでさらに血圧が上がるという悪循環をも生み出してしまいます。
腎臓機能は一度損傷を受けると、ほとんど回復することがありません。また、慢性腎臓病を起こすと脳卒中などによって死亡する確率も高くなってしまいます。
このように、高血圧は非常に怖い病気を引き起こす、トリガーになっているのです。
症状はなくても自覚できる高血圧
高血圧は一般的に自覚症状がなく気づきにくいと言われていますが、病院に行かずとも自宅で血圧計などを使って簡単に測ることができるため、いつでも数値として血圧を把握することができるため「自覚できる」ものであるといえます。
自宅で血圧を測ることを習慣にすれば少し高くなってきたときにいち早く異常に気付き、医師の診察を受けることもできます。症状はなくても、簡単に数値を確認することができるのが最大のポイントです。
高血圧はサイレントキラーなどとも呼ばれています。身近にある分、忘れてしまいがちですが、血圧というのは私達の身体に大きな影響を及ぼすものです。たかが高血圧と侮ること無く、常に気にかけて生活することで大きな病気を防ぐこともできるのです。
また、生活習慣などを見直すだけで数値を改善することもできます。あなたの生活習慣を鑑みて、血圧を上げてしまうようなことをしていないか、どうしたら血圧を下げることができるのか、考えてみるのもいいでしょう。
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